コンクールの結果発表後、ローマの街を観光しました!
コンクールが開催していた場所はTrastevereというロー マの中心部から少し外れた場所でしたがコロッセオやスペイン広場 にもアクセスしやすく、 結果発表後のたった半日の滞在時間でも所要な観光名所を回ること ができました。
まず向かったのが、コロッセオ。
コンクール日程が直前までわからないという事もあり、 チケットを前もって購入できなかったため、 今回は外観を拝むのみとなりましたが、圧倒的な存在感でした!
そして次の目的地へ行く途中、事件は起きました。
コロッセオから地下鉄に乗る際、 スリ防止のため背中のリュックを前に抱え、 ポシェットのチャックは閉めたことを確認していざ乗車!
ぎゅうぎゅうの車内にさらに子供が乗ってきたと思ったら、 扉が閉まる直前にすぐに降りていったのです。
どうしたんだろうと呑気に考えていたら、 ふと視界の端に自分のポシェットが見えて、
「ん?………え?…カバン開いてるんだけど?!」
もうそこからはパニックです。
案の定、二つあったうちの一つの財布をスられ、 観光どころでは無くなってしまいました。
幸いカードなどは別にしていたため、 盗まれたのは現金のみですが、なかなかのショックです。 日本では考えられない事が起こるのですから本当に油断は禁物だと 改めて痛感しました。
それでも諦め悪く、スペイン広場、トレビの泉、 パンテオンを見学し、ジェラートにお目当てのピノキオグッズ、 イタリアンレザーの鞄屋さんなど、 コンクール期間中はやはりどこがずっと緊張との闘いだったため、 やっと解放された気分で観光を楽しめました。
(スペイン広場)
(トレビの泉)
そして不運は続く。
最終日、 空港へ向かうシャトルバスの中でポシェットからスマホを取り出そ うとした際に、 コンクール期間中に使用していたスタッフ証の紐がチャックに深く 食い込み……
引っ張っても何してもどうにも開かず、 これではパスポートも出せないから飛行機に乗れない! っと顔面蒼白で空港でスタッフの方、 インフォメーションスタッフや警察やら色々な方に泣きつき、 それでも誰もチャックを開けられず… 最後はカフェの店員さんにハサミをお借りして、 カバンを真っ二つに笑
これでパスポートも取り出せたし、 あとは飛行機にのるだけと保安検査へ向かう途中に、 なんと次はスニーカーが破れている事に気づき(なぜ?笑)
これはもう大人しく飛行機を待ちなさいと言うお告げか何かだと思 い、搭乗口へ向かいました。
ここまでトラブルが続く事が今まで無かったため、 パニックでしたが、 最後に靴が破れていた時にはもはや笑うしかありませんでした。( 慣れとは恐ろしい…)
次の日に早速レッスンだった為、教授にその話をすると、「 とりあえず演奏前じゃなくて良かったよ!」と笑われ、 それもそうだと今回はとても良い勉強になったと思う事にします。
(本場ローマのカルボナーラは極太麺で超濃厚でした!)